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ツギイロ開発秘話② ~処方開発 Part2~

5月から開発が始まったカラーストーリーアドミオの新色開発企画、「ツギイロ プロジェクト」。

前回は処方開発の全体の流れや研究所での処方製作を説明しましたが、今回は処方開発の中でも検証パートについてお届けしていきます!

ツギイロ開発秘話① ~処方開発 Part1~はこちら

 

検証業務は研究所がつくった試作品を基に、美容師免許をもつ検証チームが実際に塗布して評価し、研究所にフィードバックを行います。研究所はフィードバックを受けて改良品を製作、また検証チームが評価。と、このプロセスを繰り返すことで、最終品を製作していきます。

 

では、検証とは具体的にどう行っていくのでしょうか?

 

検証フロー  

毛束
ウィッグ
人毛

検証を行っていく際、毛束→ウィッグ→人毛という順番で進行します。
処方各レベル、1アイテムあたり最終的に数十回以上検証していくため、まずは毛束でしっかり見極め、そこをクリアしたものだけ次のステップに進んでいくというようなフローで進んでいきます。(これをスクリーニングといいます。)
しかし、毛束・ウィッグ・人毛では、同じ処方でも見え方が異なるため、各対象での評価ポイントに合わせて評価していく技術が必要です。
 
1) 毛束
まずは毛束でスクリーニングを行います。4種類の毛束に塗布し、その処方の色味の傾向をみていきます。

最終的にはこんなに沢山の毛束で検証していくんです!

 

2) ウィッグ

毛束検証をクリアしたものだけ、ウィッグで検証していきます。
カラー後にムラがないか、質感はどうかなど様々なポイントを評価していきます。

 

3)人毛


いよいよ人毛です!
実際サロンで使われることを想定した上での塗りやすさ等、全ての工程において問題ないかをチェックしていきます。

 

4)サロン検証

全てをクリアした処方を実際に美容師さんに評価して頂きます。

 

以上のフローを経て、ついに…\処方決定です!/

 

次回のツギイロ開発秘話では、ネーミング開発についてお伝えします!
アドミオでは、サンビート・チャコールなど、独自のネーミングになっていますが、そんな名前が決まるまでにもこだわりが詰まっているんです。
次回もどうぞお楽しみに♪

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