9月発売の新色シエナの特長、使いこなし方、おすすめの仕方など、SHANMPOO BOYの近藤真理子さんにお話を伺いました。
ギラつきなし。安心して使える、上品な色
初めてシエナを使った時、上品で落ち着いた色合いに驚きました。本来カラーデザインをする上で必要なオレンジブラウンは、ギラつきなどで敬遠されるお客様も多く、美容師にとっても少し抵抗感があるものでした。でも、これまでのイメージが大きく変わりましたね。シエナは、アドミオだからこその透明感と艶があり、髪も傷めにくく
カラーにまろやかな深みを表現してくれる大人女性向けの色という印象です。お客様には、あえて「ベージュ」や「オレンジベージュ」と言ってご紹介。色の雰囲気が伝わりやすくなり、安心して受け入れてもらえます。
シエナは、髪色に深みや多彩な表情を与えるのに、あまり主張し過ぎない。いい意味でそのクセのなさが持ち味だと思います。ベースを整えるために少しだけ色を補いたい時、微妙な調整が難しかったところを、シエナを使うとほどよく上品な色が出せます。
単品でも日本人の肌になじみやすく、他の色と併せやすいので、オリジナルレシピもつくりやすいですね。秋に向けては、ラセットやライラックとの併用がおすすめ。ライラックの時は、可愛らしく「ピンクオレンジ」とネーミング。個人的には、チャコールと組み合わせてつくる、くすみ過ぎないベージュも気に入っています。
（後編に続く）