今週は、サンビート開発者インタビュー パート2ということで、研究開発担当者に処方の面から話を聞きました。
Qサンビートをお使いいただく際に、どんな点に注目していただきたいですか?
これまでのゴールド系カラーにはない「透明感」を感じていただきたいです。
実は、「透明感」はビビッドな色より、白っぽくやわらかいクリーム系の色の方が感じやすいんです。
サンビートでは、従来のゴールド系カラーでよく使われていたビビッドな黄色ではなく、
ふんわりと優しいペールイエロー系の色を採用しました。
これによって、ぎらつかず、光が透けるような明るさを表現できるようになりました。
Qサンビートを開発するにあたり、処方のポイントを教えてください。
特に「ベースのコントロール」にこだわりました。
ベースに赤みが残っていると、ゴールド系カラーをのせてもオレンジになってしまうため、
赤みをコントロールすることがゴールドをきれいに表現するポイントになります。
しかし、赤みを抑えるために寒色系カラーによく使われる濃い青を入れてしまうと、
暗くなったり、寒色の印象が強くなりすぎたり、ゴールド特有の明るさや肌なじみの良さが失われてしまいます。
そこで、サンビートではグレイや水色といった柔らかな色を使って赤みを抑えることで、
明度感を損なうことなくゴールドの良さを引き出すベースを作り出しています。
6Lvでも濃い青には頼らず、グレイや水色の量・割合を工夫することで赤みをしっかり抑えるので、
透明感を感じる仕上がりにできました。
次週、「開発者インタビュー パート2 後編」をお楽しみに。