ADMIO ISSUE


アドミオ イシュー

COLUMN

時間が経っても白髪が目立たない「アドミオ」カラー。(後編)

アドミオを活用した「白髪染め」を提案しているSHEA. テクニカルディレクターの佐藤幸治さんにお話を伺った後編。今回は、これから「明るい白髪染め」「お客様の負担を減らす白髪染め」を提供したいと考えている方に向けて、アドミオだからこそ叶えられる方法について伺いました。

今まで黒染めをしていたお客様に「明るい白髪染め」を提供するには、どのようなステップを踏めばいいですか?

まずは「お客様の負担を軽減したい」と思っていることと「明るい白髪染めをすることで、来店周期を伸ばしながら若々しい印象にできる」ことをお客様にお伝えします。そのあとで、現在の4週サイクルから6週サイクルにしていくためのステップを説明します。

しばらくは、従来通り4週サイクルでリタッチに通っていただきます。リタッチは初来店(既染部5Lv)の方にも、アドミオのみ(希望色:5Lvシエナ=3:1 ※前回記事参照)で行います。リタッチの明度は既染部のレベル(5Lv)に合わせますが、既染部はトーンアップしてみせるためにハイライト(プレゼント)のみを入れ、ベースは染めずにそのままです。これを繰り返しながら、合計でホイル10枚前後(2枚/回×5回来店)を入れて、全体の印象をトーンアップしていきます。

来店毎にプレゼントとしてホイル2枚を入れることで時間もお金もかけない、お客様の負担を抑えた施術ができますし、アドミオなら時間がたっても根元白髪がぼやけるリタッチができます。

施術の際は、明るい白髪染めを求める方が多くなっていること、カラー剤の進化、世の中のデザインの風潮も織り交ぜて、お客様の気持ちを盛り上げるよう心がけています。

 

〈ポイント〉

◆施術手順 : ①根元塗布→②ハイライト(ホイル2枚)→③流し

◆ハイライトの薬剤 : アリミノブリーチ120:14ライトナー=1:1/1剤:2剤(OX6%)=1:2

◆ハイライトを入れる順序 : トップ→ハチ→こめかみ

※来店毎に2枚ずつ各部位に入れていき、このサイクルを繰り返します。

◆ハイライトとベースの明度差 : 明度差は4Lv以内で、やや差を少なくするイメージ。全体とハイライトが馴染んで、全体がトーンアップして見えるようコントロールしています。

 

3~4回目の来店時には、5レベルだった髪色が7〜8レベルにトーンアップしています。髪へのダメージも少なく、気がついたら自然に明るい髪色になっているという事をお話しすることで、お客様の満足度と信用をさらに高めることができます。

トータル約半年間をかけてお客様と寄り添いながら進めていきます。

明るくなった後はアドミオで透明感のある色みを毛先に乗せてよりカジュアルなデザインにチェンジさせるなど、ファッションカラー感覚で髪色を楽しむことができるようになります。また、浮いてくる毛先の白髪をなじませるため、今度は逆に明度差をつけた細めで明るい「育てるハイライト」(毎回2枚プレゼント)を同時に施すことで、明るい白髪染め・サイクルを長くできる白髪染めを実現させています。

SHEA. テクニカルディレクター 佐藤幸治さん


SHEA. (東京都港区)

SHEAは、あなたのLifeStyleの一部でありたいと考えています。忙しいあなたの毎日に、安らぎや喜びなど、新しい気持ちで過ごせるキッカケ作りとして、ヘアデザインとお客様一人ひとりに合わせた接客を提供していきます。『SHEAに来たら、新しい自分や感動が見つかる。あなたのLifeStyleが豊かになる。』そんな場所でありたいと考えています。

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