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スタイリスト
仙頭 郁弥さん
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時間も、季節も、自分自身も、気づかないうちに変わってしまうから。そよぐ風や太陽の光を味方につけて、変化の中の"揺らぎ”を楽しもう。 柔らかなウェーブの隙間から、自然体の魅力がこぼれ落ちる。


軟らかく、パーマのかかりやすい髪質の口ングヘア。
◎髪の長さ : ロング
◎髪質:軟毛
◎髪の太さ : 細毛
◎髪の状態 : 9 L V
◎履歴 : パーマ・カラー履歴あり

髪の柔らかさを最大限に生かした、
どんな動きでも可愛く見える
脱力系パーマスタイル。
コアミー Hショットプースターでシャンプー。
目と鼻の間くらいの前髪から耳後ろまで独立したレイヤーを入れ、そのトップとハチ周りまでをハイレイヤーでつないでいく。アンダーはワンレングス。
コアミー Hショットチャージ Mを塗布。
コアミー アシッドフィックスを塗布。
一度、水洗しトリートメントを流す。
プリズム プラス M: H= 1: 1をワインディン グ前に塗布。(毛先はM)
ロングロッドとショートロッドを併用し、ランダムな動きがだせるようにワインディング。
ワインディング後、自然放置5分。カールチェック。
2液のアフターローションを塗布する。
コアミー ティップコートを毛先中心に塗布。
コアミー フィルマスク Mをやさしくなじませる。




[根元・中間]1s tローション/プリズムプラス M: H=1:1
[毛先]1stローション/プリズムプラス M
[根元・中間・毛先]2ndローション/プリズムプラス アフターローション

顔まわりにポイントで動きを出すため、バングはバックより細めのロッドで、テンションをかけずに巻き込む。

パックはロングロッドを使用し、縦落ちでルーズな感じを出す。纏まったカールにならないように意識したロッド構成。ロングロッドとショートロッドを併用することで、ランダム感を出す。

トップは毛先からワインディングし、根元は外す。 根元からのボリュームを出すというより、動きをつけるためのパーマ。

[コアミー STEP2] 毛先のダメージ部分から塗布し、粗歯のコームでコーミングして髪の1本1本に均一に付着させる。

[コアミー STEP4] カールを崩してしまわないように、トリートメントは指でやさしくタッピングしながらなじませる。


潤いのあるなめらかな質感で、ゆるやかなリッジのカールを表現するヘアカーリングローション。
●対象毛:ダメージレベル3~4

「ヘリックスショット」成分*の糖誘導体とアミノ酸誘導体が水分をかかえ込みながら浸透。弱った髪の内部を柔らかく補修・保湿します。
*「ヘリックスショット」成分・・・ヒドロキシプロピルグルコナミド、グルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウム、アセチルヒ ドロキシプロリン(補修・保湿)

傷みが気になる髪を、 ダメージ補修&質感コートで毛先までツルンとまとまる美しい髪へ。


目元に輝く
夕暮れの空
黄昏の空をイメージして、オレンジとブルーのアイシャドウでグラデーションを。チャーミングなホクロはアイライナーであえて強調し、自然体の魅力を引き出す。


シアーな素材を
ルーズに纏う
シアー素材のアイテムを重ね、 黄昏時の儚なさを表現。トップスの裾をちょっとルーズに着こなして、夏の終わりの気分に似合う脱力感ある雰囲気に。スカートには、日没後のシーンにも映える優しいピンクをセレクト。
いかにも作り込んだ感じより、“自然体のままで可愛い”スタイルが僕の理想。今回は、風に合わせて軽やかに動く脱力系パーマを目指しました。しっかりカールを強調するのではなく、ゆるっと縦に落ちるよう毛先はカールを外したりして。こういうスタイルに、コスメカールのプリズム プラス Mは向いている!パーマがかかりすぎず、淡い雰囲気に仕上がります。