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スタイリスト
野口 太希さん
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一見クールな雰囲気でも、話した途端にオープンで明るい魅力がこぼれる。そんな愛おしいギャップを、Iラインのシルエットとパーマの細かいリッジで表現。スーパーロングのウェーブを揺らして、ハッピーな魅力を振りまこう。


腰まで届くスーパーロング。ブリーチ履歴のある毛先だけカットで調整。
◎髪の長さ : ロング
◎髪質:やや硬毛
◎髪の太さ : 普通
◎髪の状態 :(根元)バージン毛
◎履歴 : 中間〜毛先にハイライトデザイン

ドライパーマ×コールドパーマでつくる、
ラフさの中に細かなリッジが立つ
ウェーブスタイル
コスメカールをワインディング前に塗布。中間:EX 毛先:H:M=1:4
全体的に毛束が重ならないようにスパイラル状に巻く。
ワインディング終了後、自然放置10分。カールチェック。
薬液をしっかり水洗する。※防水ロッドに限る
ホットカール用のロッドを低~中温(目安60~80°C)で温める。
クーリング後、すべてのロッドに2液のアフターローションを塗布する。
丁寧に水洗し、薬液を洗い流す。
カールを崩さないように塗布する。
塗布終了後、自然放置20分。
優しく、しっかりと薬剤を洗い落とす。




[中 間 ]1stローション / コスメカール EX
[毛先]1stローション/コスメカール H: M=1:4
[中間・毛先]2ndローション/コスメカール アフターローション

顔まわりと前髪の根元付近は、立ち上がりとしっかりとしたカール感を出すため、円錐ロッドの太い方中心にスパイラル状に巻く。

全体的に毛束が重ならないように、螺旋状に巻く。親指で毛先部分をしっかり押さえて毛先から巻くことがポイント。

ドライパーマによりしっかりとしたリッジとボリュームが出やすくなっているため、トップやゴールデンポイント付近はおさまりやまとまりを意識して平巻きで巻く。
[根元]
14LT:12ORANGE:6GRAY:
conc.YELLOW = 2:1:1:2
(1剤:2剤=1:2) OX 6%
[中間]
14LT:12ORANGE:conc.YELLOW:
conc.ROSE = 4:4:2:1
(1剂;2剂=1:2) OX 6%
[毛先]
14LT:12ORANGE:conc.YELLOW:
conc.ROSE = 1:3:2:1
(1剂:2剂=1:2) OX 6%


リッジ感のあるくっきりカールを実現するヘアカーリングローション
●対象毛:ダメージレベル2~3

明るく見える色のみを配合することで、必要以上のリフトカに頼ることなく鮮やかな発色を実現。

やわらかく伸ばしやすい低刺激処方のバーム。指の腹ですくい取れるなめらかさで、スタイリングも簡単。


計算された
シンプルネス
LIP:髪色になじませるより、口元に目が行く色選びを。アイメイクも色味は使わず、あくまで唇が主役のメイクに。
FACE:骨格に合わせた丁寧なシェーディングを施すことで、シンプルメイクでもセンスや美意識の高さを感じる印象に。


アンバランスな
絶妙バランス
スーパーロングのヘアに半端な丈のスカートを合わせて、あえてちょっとアンバランスに。髪色と同系色のウエスタンブーツが全体のバランスをまとめ上げる。デニムの下に蛍光カラーを覗かせて、さりげなくポイントに。
スーパーロングを活かし、全体は縦長のIラインシルエットに。ラフな雰囲気に仕上げたかったので、乾いている時にもリッジがしっかり出るドライパーマを採用しました。スタイリング時の再現性も高いので、ドライパーマはおすすめです!今回のモデルさんは赤味が強く出る髪質だったので、カラーではオレンジにイエローを組合せ、自然な暖色になるよう調整しました。