普通っぽいのに、
真似できない

by

イメージしたのは、90年代に輝いていた女性アーティストたち。 型にはまった可愛さや歌唱力を超越した、脱力感とこなれたセンスにみんなが憧れた。普通っぽいのに、抜群におしゃれ。そんな彼女たちをイメージしたAラインのウェーブスタイル。

  • BEFORE

    胸下まであるストレートのロングヘア。ダメージは少なめ。

    ◎髪の長さ : ロング

    ◎髪質:軟毛

    ◎髪の太さ : 普通

    ◎髪の状態 : バージン毛

    ◎履歴 : パーマ

  • AFTER

    毛先にドライな遊びを持たせ、裾広がりの
    Aラインでも毛先が重たくなり過ぎない
    ウェーブスタイル。

PROCESS
  • 1
    プレシャンプー
  • 2
    カット
  • 3
    薬剤塗布

    コスメカールをワインディング前に塗布。根元:EX 中間~毛先:H

  • 4
    ワインディング

    全体的に毛束が重ならないようにスパイラル状に巻く。

  • 5
    自然放置・カールチェック

    ワインディング終了後、自然放置10分。カールチェック。

  • 6
    中間水洗

    薬液をしっかり水洗する。※防水ロッドに限る

  • 7
    加熱

    ホットカール用のロッドを低~中温(目安60~80°C)で温める。

  • 8
    アフターローション塗布

    クーリング後、すべてのロッドに2液のアフターローションを塗布する。

  • 9
    ロッドアウト
  • 10
    プレーンリンス

    丁寧に水洗し、薬液を洗い流す。

  • 11
    ドライ
  • 12
    ヘアカラー塗布

    カールを崩さないように塗布する。

  • 13
    自然放置

    塗布終了後、自然放置20分。

  • 14
    カラーシャンプー

    優しく、しっかりと薬剤を洗い落とす。

  • 15
    アフターケア
PERM RECIPE

[根 元 ]1stローション / コスメカール EX
[中間・毛先]1stローション/コスメカール H
[根元・中間・毛先]2ndローション/コスメカール アフターローション

PERM POINT
  • 全体的に毛束が重ならないようにスパイラル状に巻く。 親指で毛先部分をしっかり押さえて毛先から巻くことがポイント。

  • 顔まわりと前髪は髪の長さに合わせて、ショートロッドで巻いて動きをつける。

  • もみあげ部分は、円錐ロッドでフォワードに巻く。

COLOR RECIPE

[根元] 8シエナ:10ティア=3:1
1剤:2剤=1:1 (OX6%)

[中間][毛先] 8シエナ:10シエナ:10ティア=1:2:1
1剤:2剤=1:1 (OX6%)

STYLIST COMMENT
沢井卓也さん

90年代の雰囲気に今のトレンドを織り交ぜた「令和版PUFFY」が今回のテーマ。Aラインで重さを残したシルエットが特徴で、中間は ウェーブを強調し、毛先はドライな質感で遊びを持たせました。カラーは、暖色系のアドミオ シエナに透け感のある寒色系のティアを効かせ、万人が好む コンサバティブな髪色をさらに超えた、深みのあるカラーに仕上げています。

HOW TO STYLE
  • 01

    スプリナージュ ジェントルニュアンスオイルを5プッシュ手に取り、髪の内側から全体にざっくり手ぐしを通すようになじませる。

  • 02

    髪全体をほぐしながら、毛先を広げるイメージでAラインのカットラインが出るよう整える。

  • 03

    前髪をかき上げて整える。根元部分にはスタイリング剤をつけないように注意。

RECOMMEND
  • コスメカール H
    化粧品

    立体的ではっきりとしたカールを実現するヘアカーリングローション。
    ●対象毛:ダメージレベル3~4

  • カラーストーリー アドミオ
    1剤 (シエナ)
    医薬部外品 染毛剤

    上品な印象の髪色が長く楽しめるウォームベージュ。艶やかさとまろやかさを両立した、ほどよい暖色系の色あいへ。

  • スプリナージュ
    ジェントルニュアンス オイル

    タイトなまとめ髪も、しなやかな巻き髪も、簡単に完成。サラッとした軽やかさと、やわらかな潤い感を絶妙なバランスで叶えます。

  • ラフさの中にも
    芯の強さを

    EYE BROW:90年代を意識した細眉にはせず、あえて今っぽい柔らかな太眉で芯の強さを表現。
    CHEEK:チークは縦のラインを意識して
    入れると、顔幅が抑えられ甘すぎない印象に仕上がる。

飾りすぎず、
カジュアルすぎず

タイトなTシャツとデニムという90年代の定番 スタイルを、令和風にスタイリング。 アクセサリーの代わりにビジューのついたデニムやシルバーのスニーカーをセレクトし、ギャルっぽくならない、だけどカジュアルにもなりすぎない、ちょうどいい温度感の着こなしに。

ARTICLE

  • スタイリスト
    沢井 卓也さん