ヘアスタイル&ファッションのプロに聞く。

快適×好印象な
ビジネスファッションの作り方

働き方とともに多様化するビジネスファッション。
スーツに頼らないコーディネートに挑戦したくても、
その自由さゆえに、アタマを悩ませている人も多いのでは?

そこで、ヘアスタイルとファッションのプロを
アドバイザーに迎え、3人のビジネスマンを例に、快適さと
印象を手軽に高めるビジネスコーデをレクチャーします!

ADVISER

Hair Making
from ARIMINO men

並木一樹/Kazuki Namiki
原宿にある美容室BRIDGE店長。ナチュラルな中にモード感のあるヘアが得意。

今回は『ARIMINO men』のスタイリングシリーズを使って、現状のヘアスタイルに合ったブラッシュアップの方法を三者三様に提案したいと思います。僕自身、『ARIMINO men』をよく使っているので、とても楽しみです。

Styling
from nano・universe

山内良太/Ryota Yamauchi
nano・universe MENS PR。トレンドを取り入れたスタイルを幅広く提案している。

みなさんおしゃれなので、スタイリングを提案する側としては少しハードルが高いのですが、ビジネスシーンでも十分に活用できて、しかもどこかに遊び心のあるコーディネイトをご紹介できればと思います。

CASE_1

高山泰歌 / Taiga Takayama(21)

1998年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部在学。2017年にアンダーウェアブランド「ONE NOVA」を共同創業し、代表取締役に就任。オンラインストアを中心に販売を行う。

BEFORE

QUESTION

年齢をカバーする大人っぽさを
演出するテクニックは?

高山泰歌さん

年齢のせいか、いつも若く見られがち。仕事で取引先との交渉などで説得力をもたせるためにも、もう一歩大人っぽく演出できるヘアスタイル&ビジネスファッションを教えて下さい。

ANSWER

適度にかっちりしたヘア&ウェアで
スタイルと大人っぽさを両立!

AFTER
ヘアメイク・並木一樹さん

普段はスタイリング剤をつけることがほとんどないということなので、『フリーズキープ グリース』を使って色っぽさのある大人なヘアスタイルにしました。ナチュラルすぎずに、かっちりもしすぎない絶妙なバランスに仕上げています。

スタイリスト・山内良太さん

毎日着ることを想定して、オン・オフで使えるセットアップをセレクトしました。どんな場所でも着ていけるうえに、洗える素材を使っているので着回しもしやすいと思います。ノーソックスにすると足元もすっきり見えますよ。

高山泰歌さん

髪型と服装を変えるだけで、ここまでしっかりした印象になるんだという驚きがありました。最近は仕事に熱中して自分自身のことをあまり気にかけなくなっていたのですが、髪型も服装も、ちゃんとスタイリングするって大切ですね。

HAIRMAKE POINT

グリースの適度なツヤ感を活かす

「フリーズキープ グリース」は、適度なツヤ感がありつつも、パリッとせずにキープ力も長時間続く。ビジネスとカジュアルの両方に対応できるオールラウンドなスタイリングに仕上げることができる。

FREEZE KEEP GREASE
FREEZE KEEP GREASE
STEP 1

髪全体にグリースをつける
「フリーズキープ グリース」を適量手に取り、手の平・指の間によく伸ばす。後ろにかきあげるように、髪全体になじませる。

STEP 2

前髪を立たせる
前髪を軽く握って、持ち上げるように根元から立たせる。あまり力を入れすぎないように。

STEP 3

全体を整える
最後に、耳回り・襟足のボリュームを軽く抑え、全体のシルエットを手ぐしで整えていく。髪の毛の流れを意識することがポイント。

STYLING POINT

キメすぎないNEWオンスタイル

社会的に仕事とプライベートの境界線がボーダーレスになっている昨今。どちらにも応用できる「NEWオンスタイル」というスタイリングが流行の兆しを見せている。今回のセットアップにTシャツを合わせるコーディネイトもそのひとつ。フォーマル感がありつつも、カジュアルな着こなしを目指した。

今回使用したアイテム

フリーズキープ グリース

アリミノ独自の“ワックス×グリース処方”で、パリッとしない適度なハリをキープしつつ、ウェットなツヤ感を表現できる。

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ナノセンサー
HOME CLEANING
コンフォートジャケット

ベーシックなシルエットのジャケット。ストレッチ性の高い素材を使っているので、肩肘張らずに過ごすことができる。高級感のある光沢と風合いも魅力。

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CASE_2

長嶋太陽 / Taiyo Nagashima(31)

電通でコピーライター職に従事した後、Webマガジン『フイナム』の編集者・ライターに転身。現在はメルカリでコピーライターとして働く傍ら、フリーの編集者・ライターとしても活動中。

BEFORE

QUESTION

普段のスタイリングの延長線にある、
ちょっとフォーマルなスタイルって?

長嶋太陽さん

年齢とキャリアを重ねるなかで、かっちりとしたスタイルに興味を持ちはじめています。クリエイターとしての自分も大事にしているので、あまりビジネスっぽくない感じで、自分のスタイルを崩さないものがあれば着てみたいです。

ANSWER

白シャツ+ジャケットで清潔感を演出。
ヘアスタイルでは色っぽさを意識!

AFTER
ヘアメイク・並木一樹さん

「ハード バーム」を使うと無造作感がありつつも、やりすぎないナチュラルなヘアスタイルに仕上げることができます。特に顔まわりをしっかり整えることで、ご本人の柔らかな表情が引き立つようになったと思います。

スタイリスト・山内良太さん

オーバーサイズのシャツに、着丈の短いジャケットを合わせました。サイズのメリハリをつけつつモノトーンでまとめることで、ビジネスシーンでもそこまでカジュアルな雰囲気にならないように工夫しています。

長嶋太陽さん

要望通りのファッションとヘアスタイルを提案してくれたのがうれしいです。髪型もちょっとしたセットで、ここまで印象が変わるんですね。Barbourのジャケットはあまり着ないタイプの形なのですが、すごく気に入りました。選択肢の幅が広がった気がします。

HAIRMAKE POINT

動きのある自然なセットへ

無造作な感じを出しつつ、前髪にちょっとした動きをつけることで、色っぽさのあるスタイリングに仕上がっている。「ハード バーム」は、自然なツヤ感がありつつ、セット力に優れているのが特徴。今回のようにナチュラルなヘアスタイルを長時間キープしたいときにこそ使ってほしい。

HARD BALM
HARD BALM
STEP 1

髪全体をかき上げる
髪を完全に乾いた状態にしてから「ハード バーム」を適量取り、手の平・指の間になじませる。髪をかきあげるように全体的に伸ばしていく。

STEP 2

内側に空気を入れる
空気を入れるように内側から指を通して、毛束を崩していく。その後、後頭部やサイドの形を整える。

STEP 3

根元と毛先を調整
最後に、顔周りのバランスを調整。前髪の根元をふわっと立たせつつ、指先を使ってつまむように毛先を後ろに流していくと、うまく整えられる。

STYLING POINT

オンを意識しつつ適度なラフさも重視

職種がコピーライターということもあり、あまりフォーマルになりすぎないように心がけた。ジャケットもテーラードタイプだとかっちりしすぎてしまうため、あえてラフに着られるものをチョイス。その一方で、色数を抑えることで落ち着いた雰囲気も演出。白いオーバーサイズシャツが清潔な印象を引き立たせる。

今回使用したアイテム

ハード バーム

髪馴染みがよいバーム。自然なツヤ感と軽さを出しながら、作り込まない動きのあるヘアスタイルをキープできる。重ね付けしても重くなりにくい。

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別注SPEY ピーチスキン

フライフィッシング用のジャケットをタウンユース用にアレンジ。ノンワックスながらワックスコットンの風合いを持つ起毛素材を使用している。

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CASE_3

春田亮一 / Ryoichi Haruta(39)

株式会社ツクルバ 執行役員。カウカモ エージェントサービス部 部長。カウカモの中でも、中古・リノベーション住宅を販売する部署で部長としてサービスを牽引。趣味は街歩き、ジム。

BEFORE

QUESTION

気づけば同じ雰囲気の服ばかり。
自分に合うカラーを見つけたい!

春田亮一さん

「カウカモ」は、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームなので、営業もします。そのため、売主と買主の双方に不快感のないスタイルが求められます。結果、黒やネイビーばかり着るようになってしまったので、冒険してみたい気持ちがあります。

ANSWER

普段と違うカラーをワンポイントに。
ヘアは適度に動きのあるセットを意識

AFTER
ヘアメイク・並木一樹さん

春田さんの髪のクセを活かしたスタイリングにしてみました。普段よりも華やかな印象になったと思います。とはいえ、あまり動きを出しすぎたり毛束感があったりとスタイリングで遊びすぎると軽く見られてしまうので、落ち着いた感じもある絶妙なバランスを目指しています。

スタイリスト・山内良太さん

普段はあまり着ないというホワイトのパンツに、ブラウンのTシャツを合わせました。同じ白でもリネン系の素材はベージュに近い色になるので、普段は黒やネイビーを好んで着る人でも合わせやすいと思います。

春田亮一さん

白も茶もあまり使わない色なので、ちょっとドキドキしています。ただ、自分でもこんなに似合うとは思いませんでした。髪型はチャラそうな感じにならないか心配でしたが、これなら仕事先でも好印象を持たれそう。

HAIRMAKE POINT

華やかさと清潔感を意識

「ハード ミルク」は伸びがいいので、毛先までしっかりとスタイリングすることができる。今回は、春田さんの柔らかなクセの質感を活かしてふんわりと仕上げた。華やかで、清潔感のある大人の男性的な雰囲気が漂う。サイドは抑えつつ、トップはしっかりとボリュームが出るようにも配慮している。

HARD MILK
HARD MILK
STEP 1

ハード ミルクをなじませる
「ハード ミルク」を適量手に取り、手の平・指の間になじませてから髪全体にしっかり揉み込んでいく。髪の内側にも行き渡るようにする。

STEP 2

手ぐしで毛束をつくる
空気を入れるように、髪の表面に軽く手ぐしを通して毛束をつくる。髪がペタンとならないように、ふんわりと仕上げていく。

STEP 3

毛先をつまんでほぐす
毛束を指先でつまんでほぐし、緩いカーブをつけて後ろに流す。

STYLING POINT

アースカラーで統一感を図る

トートバッグは、ビジネスシーンで万能に使えるのでおすすめ。今回は、持ち手の色をTシャツやチーフと合わせてアースカラーにすることで、より統一感のあるスタイリングを目指した。結果として白いパンツとのコントラストが映え、どこか大人の男性としての余裕も感じるように。

今回使用したアイテム

ハード ミルク

ミルク状で毛先まで伸びるので、程よい毛束感とウェット感を表現できる。“遅乾性処方”で時間が経つほどにキープ力を発揮するのも特徴。

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別注SPORTONA トートバッグ

シボ革レザーを使ったハリのある質感が特徴。A4ファイルがすっぽり入るほか、小銭入れを取り付けられるフックやZIPポケットもあり、高い収納力を誇る。

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ARIMINO men 
スタイリングシリーズ

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nano・universe 
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