2016 入賞者

2016年10月17日(月)17時、「ARIMINO PHOTO PRESENTATION 2016」の授賞発表式が行なわれました。審査員は、山本里美(LIMI feuデザイナー)、海野 学氏(JOHNBARRETTヘアデザイナー)、雪丸 秀隆氏(SHIMA HARAJUKU LEAP 店ディレクター兼トップスタイリスト)、七海麻子氏(フォトグラファー)の4名。授賞発表式後の懇親パーティは大盛況のうちに幕を閉じました。受賞作品は、『Shinbiyo』『Snip Style』『ヘアモード』の2017年1月号にて掲載されました。

2016 入賞者・作品

最優秀作品賞

最優秀作品賞 家入瑞代

家入 瑞代
ETON CROP(東京都港区)

色のない世界…
あるのはシンプルなヘアスタイルと彼女からあふれる力強さだけ。
白黒だから表現できるヘアスタイルを作りました。

最優秀賞 山本里美賞

備前 栞
DIXBON fois Caché(大阪府大阪市)

波をイメージしたウェーブと雲もイメージしたワッフルの部分を作り、新しいバランスのボブを作りました。
質感も波と雲に合わせてウェットとドライに。
日本画などで波や雲がよくでてくるので、この2つを使いました。
メイクも片目だけにして、モデルの持つ「闇」「影」と部分が表れるようにしました。
そこに光の筋が入るようなライティング、暗すぎない背景にし、ふすまをあけた時の光のような感じ、衣装の着物が目立つようにしました。

最優秀賞 海野学賞

宮城 哲也
シャンドゥール プレミアム(愛知県名古屋市)

テーマ「There is a devil in my heart.」
私の心の中の悪魔
人が持つ心の深いダークサイドな一面。
モデルのふとした表情に合わせて、ヘア、メイクをこだわりました。
特に顔まわりの束感、チークの入れ方でモデルのダークサイドな部分を引き出せるように。

最優秀賞 雪丸秀隆賞

増田 佳朗
hair design PAUL(東京都江戸川区)

日本のカラーとして赤・白・黒を入れた作品をつくりたいと思いました。背景には和歌の書道を書道家の方に書いてもらいました。モデルさんの持つふんわり柔らかい雰囲気を活かす為に凛とした静けさ・孤独感を感じるミステリアスな女性像を作りました。
テーマは「和歌を想う書道家」
ヘアのこだわりはストレートだけど毛先の質感ベクトルを意識して、前髪や顔にかかる髪は強さを意識しました。孤独=強さ この女性の裏には強さも感じました。

最優秀賞 七海麻子賞

尾西 義弘
Hair Design Cu:ré(大阪府枚方市)

Be Yourself(自分らしく)
ファッションジャンルはstreet mode
いつも彼女はヤンチャで面白い事をどんどんしています。
そんな彼女も実は普通なんです。少しトンガリたくて…
素の彼女はクールでなく可愛い内面を持つ子。時々周囲に弱い面をぶちまけます。
そんな女の子を表現しました。
白黒のクラシック感に現代のストリートの女の子の絵が面白いと思いました。
そのコントラストが僕と彼女の自分らしさだと思います。

FRIENDS ARIMINO賞

坂狩 トモタカ
AnZie(東京都港区)

『ニッポン・ボブ。』…日本らしい普遍美は、世界でも通用するデザインだという事を表現したいと思いました。
藍黒のカラーとスタンダードなボブを、ニュアンスと動きでCOOLにシックに、世界的に観た目線で「可愛い」ではなくsexyだと感じるBOBが、私の考える『ニッポン・ボブ。』です。
日本の美の素晴らしさを、普遍美と現代の感性でmixした作品です。

西尾 卓義
PEEK-A-BOO 原宿(東京都渋谷区)

「コントラスト」をテーマに髪の長短、配色、ハードとソフト
特にカラーリングはソファやラグなどのファブリックのように繊細に縫うように行い、近くで見る印象と離れてみる印象の違いを出しました。

FUTURE’S ROAD優秀作品賞

森田 三琴
東京モード学園(東京都新宿区)

テーマ「ニッポン・ボブ。」という事で、はじめは黒髪ボブにしようと思いましたが、それではおもしろくないと思いあえて真逆の金髪にしました。
髪全体にワッフルアイロンをし、ボリュームと質感を出し、髪を全体的に頬骨までカット。
前髪は思いきって短めにカットしました。
雰囲気のあるモデルさんのお顔を活かしたかったので、メイクは主に口紅と目尻のアイラインだけにしました。
レザーのライダースを着こなす現代に生きる日本人女性。
和だけではなく、もっといろんな顔を日本は世界にみせることができると思います。

岡本 華奈
関西美容専門学校(大阪府大阪市)

「ウェット」と「ドライ」の2つをイメージしました。
ドライな感じがあまり表現できていなかったので、花はドライフラワーを使ったりして、「ウェット」と「ドライ」の差をわかりやすく表現できたら、もっとよくなると思いました。
髪の毛は全体的に濡らして、モデルの髪の毛(黒髪パーマ)をいかしました。
花、メイクはブルー系で寒色を使って、髪の毛も黒で、よりつめたい感じに仕上げました。

横山 慧梨花
日本美容専門学校(東京都新宿区)

私は作品を創る上で「時代性」を大切にしています。
テーマにそって、60年代のニッポンを感じさせる作品を創りました。
60’sには、はやらなかったボブとMIXさせる為、遊び心のあるスタイリングに仕上げました。
そして、バブリーを感じさせるファッション、アイテム、作品を見てすぐにカルチャー性が分かるようにロケーションにもこだわりました。
60’sと現代のストリート感をMIXさせる事で、新鮮さを感じてもえたら嬉しいです。時代と共に「美」は進化する。

FUTURE’S ROAD激励賞

豊田 梨乃
名古屋モード学園(愛知県名古屋市)

時雨、春雨、雨模様…
日本には雨にまつわる美しい言葉が多い。
憂鬱に思う雨かもしれないが、そんな時ですら美を感じるのが日本の良さ。

正村 優佳
名古屋モード学園(愛知県名古屋市)

“内に秘めた日本の女性の強さを表現。たくさんの情報や物が行き交う社会背景や人間関係などと戦う様。頑張っている人、努力している人は皆輝いていて美しい。
そのたくさんの物であふれ返る背景になじんで自らが輝こうとする女性はもっと美しい…”
日本女性のおもてにあまり表現しない強さを表すために、黒で統一されたものの中に1つだけ色をいれて強さと1人1人の中にある表に表現したいという気持ちをヘアデザインにしました。
また、長く伸びている髪は、社会になじもうとする気持ちを表しました。
モデルさんのポージングもこだわり、日本の女性の清らかさや強さを表すため、全身を使って強さを、目はあえて伏し目にして清らかさを表しました。
メイクもモデルさんの顔を生かして艶やかなメイクに仕上げました。
また、背景の文字やデザインは今の日本社会を自ら書いて表現しました。
あえてきっちりした文字をならべるのではなく、大きさやタッチの強さをランダムにすることで今の日本社会の現状を表し、背景と女性をうまくとけこませられるようにデザインしました。

秋山 七海
東京モード学園(東京都新宿区)

ヘア:ウェーブに使うローションでウェットスタイルにしました。
メイク:ヘアがウェットスタイルだったので、メイクもツヤ感を出すように心がけました。他は出来るだけナチュラルに仕上げました。

Paananen Milla
東京モード学園(東京都新宿区)

「ニッポン・ボブ。」というテーマを考えたらショートとワンレングスボブのイメージが浮かびます。
そのボブにはウェーブ、カール、前髪もあるからそれも加えました。
ガールパワーの印象を与えるのが目的です。
私が考えるガールパワーとは、カッコイイ、強い女性像です。
モデルを全身で撮影して、女性の強さと格好良さを表現しました。
背景は現代の東京の代表的な場所です。
着物や扇みたいに当たり前の日本的な衣装ではなく、近代的な東京を表現する、外国人から見た東京のファッションを表現しました。

大石 紗弥加
日本美容専門学校(東京都新宿区)

人に化けた狐をイメージして作っています。
モデルのヘア、メイクの色と、背景の色味を合わせ、全体的な統一感を出しました。
さらしを巻いて着物を着崩し、こちらを睨む女の姿に、どこか挑発されているような感覚を覚えます。

杉本 ひかる
日本美容専門学校(東京都新宿区)

今回の作品でイメージしたものは「違和感」と「線」です。
ポージングでは、「このポーズどうなっているんだろう」と思わせるようなポージングをイメージしました。
「線」というのは、絵全体ができるだけ一本線で描かれた絵をイメージしました。
ヘア、ボディがはっきりとしたシルエットで、髪の毛は直線を、体では曲線が綺麗に見えるよう心がけて作りました。

神頭 彩
日本美容専門学校(東京都新宿区)

よくある街並みのなかにある違和感を表現し、髪型が目立つように撮影しました。
元々ロングの髪の毛を三つ編みでボブにし、新しいボブの形を考えました。
そこをだんだんほぐしていくことで、モデルさんのインナーカラーを活かしながら儚く消えていく様子を表現しました。

下舌 尚弥
日本美容専門学校(東京都新宿区)

日本の中心である東京で撮影し、雨が降るタイミングを待って撮りました。
メイクは「和」をモチーフにした、白・黒・赤のみを使用し、日本らしさを強調しました。
ヘアは眉上で切りそろえた前髪を束で分割してモードな雰囲気にしてみました。

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