パーティー明けの、ハンサムな彼女

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芯の強さを感じさせる、イエローグラデーションのショートボブ。長めの前髪から覗く視線が、賑やかなパーティーが終わった先の世界を見つめている。90年代のインディーズ映画を彷彿とさせる、どこか気だるく厭世的で、媚びないクールな雰囲気の中で。

  • BEFORE

    中間から毛先にかけてブリーチが残った状態。髪質は柔らかめの普通毛。

    ◎髪の長さ:ショート

    ◎髪質:軟毛~普通毛

    ◎髪の太さ:普通

    ◎髪の状態:新生部5Lv/中間18Lv/ 毛先18Lv

    ◎履歴:ブリーチ

  • AFTER

    ベージュからイエローへ奥行きのある
    グラデーションがかった
    ショートボブスタイル。

COLOR RECIPE

[根元] 〈オンカラー〉
CLEAR:CLEAR ASH:CLEAR PINK=5:5:2
1剤:2剤=1:1 (OX 2.8%)

[中間] [毛先] 〈ブリーチ〉
アリミノ ブリーチ 120
1剤:2剤=1:1 (アリミノ ブリーチ OX 1%)
〈オンカラー〉
CLEAR:CLEAR ASH:CLEAR PINK =5:5:2
1剤:2剤=1:1 (OX 2.8%)
〈トナー施術〉
VIVID⁺ YELLOW

STYLIST COMMENT
内田 聡一郎さん

ブリーチでフラットな金髪にしてから、ベースに色味調整用のクリアピンクを塗り、一度流してから毛先にかけてイエローでグラデーションをつけました。イエロー部分の割合が少ないとありきたりな毛先カラーになってしまうので、根元の暗さを残 し、中間のベージュは少なめにして、3分の2くらいをイエローにするとセンス良く仕上がります。

HOW TO STYLE
  • 01

    ツヤの出るトリートメントオイルジェリーを小指の先分くらい取り、髪をオールバックにかき上げながら根 元からなじませていく。

  • 02

    中間から毛先までツヤ感がまんべんなく伝わるよう、手ぐしで髪の面を整える。 コームを使ってもOK。

  • 03

    前髪はパラパラッとした雰囲気になるよう、毛束を作って隙間が出るように整えていく。

RECOMMEND
  • アジアンカラー フェス
    クリアピンク
    医薬部外品

    表現幅を広げる調整色。彩度を調整することで、色はもちろん質感や雰囲気まで思いのままに。

  • アジアンカラー フェス
    ビビッドプラス イエロー
    化粧品

    泡で染める“高再度&高濃度”の塩基性リキッドカラー

  • ダンスデザインチューナー
    モダンシマー

    手のひらで伸ばすとオイル状になるので、馴染みやすく、ツヤやかな濡れ髪に。型にはまらない、モダンダンスのような自由な仕上がり。

可愛さよりも
クールな強さを

  • EYE

    色味は抑え、代わりにしっかりめのアイラインで芯の強さや媚びない魅力を表現。目頭にキラキラとしたラメを載せることで、パーティーらしい華やかさを。

  • LIP

    リップも色味よりツヤ感を重視。ヌーディーカラーに透明グロスをオンして、質感で魅せる口元へ。

  • BASE

    鼻筋を中心に、骨格の高い位置にハイライトを入れる。スリークなヘアスタイルに合わせ、肌もツヤのある質感に。

ちょっとひねくれた
レイヤードスタイル

ベロアのキャミソールに、パールの装飾がついたキャミソールをレイヤードし、さらにアシンメトリーなシルエットのワンピースをオン。パーティー感のある華やかな素材と複雑なレイヤードで、少しひねくれた、媚びない個性を表現した。そこにサイドレースの入ったパンツや華奢なパンプスを組み合わせることで、クールとフェミニンの絶妙なバランスへ。