シックの奥に隠された
カルチャー

by

気になる人のバックボーンには、いつもカルチャーが潜んでいる。 シックなスタイルもどこか軽さとストリート性を感じるのは、彼自身がスケーターであるがゆえ。 ラフなカールをカチッとまとめたら、ストリート×モダンの融合と ギャップが独自のオーラを醸しはじめる。

  • BEFORE

    ややクセのある軟毛。パーマやカラー履歴はなく、バージン毛のショートヘア。

    ◎髪の長さ: ショート

    ◎髪質:軟毛ややクセ毛

    ◎髪の太さ : 細毛

    ◎髪の状態: 全体バージン毛 

    ◎履歴: なし

  • AFTER

    フロントから襟足にかけて奥行きを出しつつ、サイドはすっきり抑えたカールヘアへ。

PERM POINT
  • ハチ下の短めにカットした部分はボリュームを出したくないのでピンパーマ。顔周りからリバースとフォワードを組み合わせて巻くことで、毛流れを作り出す。

  • フロントのボリュームを出したい部分はロッドを巻く。 動きを出したい部分には毛先を外したスパイラル。 こめかみ辺りは毛先にハネ感が出るよう逆巻き。

  • ハチ上のもともと頭の高さがある部分は毛先のみに動きが出るように、顔方向に引き出し毛先から平巻きで1.5回転ワインディングする。

PERM RECIPE

1stローション/プリズムプラス M

2ndローション/プリズムプラス アフターローション

PERM PROCESS
  • 1
    プレシャンプー
  • 2
    カット

    トップとアンダーの2セクションショート。トップは7cm程(長め)のセイムレイヤー。 アンダーは短めのグラデーションでカットし、えり足付近はやや長さを残す。

  • 3
    薬剤塗布

    プリズムプラス Mを ワインディング前に塗布。

  • 4
    ワインディング

    アンダーは全てピンパーマ。トップは動かしたい部分をポイントで毛先を逃したスパイラル。残りの部分はセイムレイヤーの角度に引き出して、毛先からワンカール出るように巻く。

  • 5
    自然放置・カールチェック

    ワインディング終了後、自然放置5分。カールチェック。

  • 6
    中間水洗

    薬剤をしっかり水洗いする。

  • 7
    アフターローション塗布

    クリープ(加温5分)してから、2液のプリズムプラス アフターローションを塗布。

  • 8
    ロッドアウト
  • 9
    プレーンリンス

    丁寧に水洗し、薬液を洗い流します。

  • 10
    アフターケア
STYLIST COMMENT
Teppei Maemuraさん

トップは7cmほどの眺めのセイムレイヤー、アンダーはウェイト部分を4cmに設定し、ツーセクションショートでカット。トップはポイントにスパイラルパーマを入れ、アンダーはすべてピンパーマ、中間をワンカールで巻いています。サイドを抑えることで、どことなくヨーロッパ的な雰囲気を感じる洗練されたスタイルに仕上げました。

HOW TO STYLE
  • 01

    スプレイヤーで髪全体を湿らせる。5割乾いたくらいのセミウェットが 目安。

  • 02

    マークユー ジェルグリースを500円玉分ほど手に取り、サイド→バック→フロントの順に髪全体になじませていく。

  • 03

    手ぐしで髪をかき上げてオールバックにし、バランスを見ながらフロントの髪を少し前に降ろして整えていく。

OFF STYLE

スタイリングしたことを
意識しないほどラフで自然に

パーマの動きを活かしつつ、サイドや襟足のボリュームを抑えることで洗練された印象を残したオフ・モードのスタイリング。

HOW TO STYLE
  • 01

    スプレイヤーで髪全体を湿らせる。5割乾いたくらいのセミウェットが目安。

  • 02

    マークユー ベースミルクをたっぷり7プッシュほど手に取り、サイド→バック→フロントの順に髪全体になじませていく

  • 03

    トップの髪を散らしたり少量つまんだりしてボリュームを出す。襟足は首になでつけるように抑え、全体のバランスを整える。

RECOMMEND
  • コスメカール
    プリズムプラス M
    化粧品

    潤いのあるなめらかな質感で、ゆるやかなリッジのカールを表現する ヘアカーリングローション。
    ●対象毛:ダメージレベル3~4

  • マークユー
    ジェルグリース

    セット力があるのに、やり直しや手ぐしのニュアンス出しもやりやすいジェル状スタイリング剤。パーマケア成分も配合。

  • マークユー
    ベースミルク

    スタイリングにも使える、洗い流さないヘアトリートメント。自然なツヤをプラスし、ワックスやオイルのベタつきが気になる人にもおすすめ。

整えるのは
必要最低限で十分

  • EYE BROW

    マークユーのアイブロウワックスを毛流れに沿って塗り、自然に整った眉をつくる。

  • BASE

    下地で肌全体を整えたあと、赤味などが気になる部分を中心に軽くファンデーションを載せる。

    LIP

    元の唇の色に近い色味のリップカラーを、くすみなどを均一にする程度に薄く塗る。元の唇の色が濃い場合は、ヌーディなカラーで色味を抑えると落ち着いた雰囲気になる。

柔らかな雰囲気を
ブラックの小物で引き締めて

上品な光沢感が目を引くシャツは、ゆったりとした“落ち感”でほどよくカジュアルな印象に。パンツも上質でありながら少し大きめのサイズをセレクトし、フォーマルになりすぎないバランスを狙った。眼鏡のフレーム、腕時計のベルト、レザーローファーをブラックで統一し、柔らかなトーンの中にメリハリを。