芯から輝く透明感

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透明であるとは、隠せないということ。内面が健康的で美しくなければ、透明感のある輝きは生まれない。髪だって同じこと。 面の美しさを追求したストレートパーマは、髪本来の美しさがあるからこそより一層艶めく。偽りのない透明感を求めた、自信のロングストレート。

  • BEFORE

    髪質・太さは普通のロングヘアで、若干クセのある波状毛。ややダメージあり。

    ◎髪質:普通

    ◎髪の太さ:普通

    ◎髪のクセ:波状毛

    ◎履歴:カラー

  • AFTER

    面が際立つストレートパーマに適度な軽さと丸みを持たせ、強さと柔らかさの両立を表現。

COLOR RECIPE

[根元][中間] 1stクリーム/CA-T 200
2ndクリーム/ アフタークリーム

[毛先] 第1剤/T-C 80
第2剤 / OX

STYLIST COMMENT
AYANO SASAKIさん

ストレートならではの“面”を強調したスタイル に仕上げました。カットでは、ブラントなラインを残しつつ重たくならないよう抜け感も意識。パーマは根元にクオラインCA-T 200、毛先 に弱めのT-C 80を使い分け、ナチュラルな 仕上がりにしています。アイロンスルーの際、根元をつぶし過ぎないこともポイント。

STRAIGHT & TREATMENT PROCESS
  • 1
    プレシャンプー

    コアミー サロンケア Hショットブースターを使い、頭皮や毛の表面の汚れをしっかり落とす。

  • 2
    カット

    ベースはブラントカットでラインを出す。ストンと重たい印象にならないよう、サイドからフロントにかけてスライドカットを入れ、絶妙なニュアンスと抜け感を出す。

  • 3
    薬剤塗布

    根元にはCA-T200を塗布し、しっかり癖を伸ばす。毛先3分の1はダメージに考慮し、弱めのT-C 80を使用。

  • 4
    自然放置・軟化チェック

    自然放置15分。

  • 5
    中間水洗

    ネープクッションの圧で毛がダメージを受けないよう、襟足からしっかり流す。

  • 6
    ドライ&アイロン

    水分を飛ばし過ぎないように注意しながら全体を乾かす。180°Cのアイロンで根元を潰しすぎないよう伸ばし、毛先はやや丸めるようにアイロンをかける。

  • 7
    アフタークリーム・OX塗布
  • 8
    プレーンリンス

    高温のアイロンを通しているため、コアミー リペアティブ ヘアマスク HDでケアする。

  • 9
    アフターケア

    ストレートをかけた直後はアイロンを使わず、ブローで仕上げる。コアミーリペアティブトリートメント オイル HDをつけ、ストレートならではの艶やかな質感を引き立てる。

HOW TO STYLE
  • 01

    顔まわりの髪を取り、フェイスラインにそって軽くアイロンを通す。丸みを出しすぎずナチュラルな抜け感を意識して。

  • 02

    ブラントカットのラインを見せたい毛先は、アイロンをストンとまっすぐ通す。

  • 03

    オイルを1.5~2プッシュ手に取り、広がりを抑えるためにまず毛先につけてから、内側の根元→中間の順に全体へしっかりなじませていく。

RECOMMEND
  • クオライン
    CA-T 200
    化粧品

    波状毛等をしなやかで指通りのよいへアスタイルに仕上げます。
    ●対象毛:新生毛、ダメージレベル1~2
    ダメージレベル3~4(クオラインアジャスト 0との組み合わせ)

  • クオライン
    T-C 80
    医薬部外品

    くせのもどった既ストレー卜部や広がりやすいデリケート毛をしなやかで指通りのよいストレートラインに仕上げます。
    ●対象毛:ダメージレベル3~4。

  • コアミー
    リペアティブ トリートメント
    オイル HD

    毎日のアイロン使いで傷みが気になる髪も、ダメージ補修と質感コートで毛先までツルンとまとまる美しい髪へ。

ブルーとシルバーでつくる
透き通るような瑞々しさ

  • EYE

    水色とシルバーで、甘くない涼しげな印象に。パールでアクセントを持たせ、引き込まれるような目元が完成。

  • BASE

    作りこみすぎない自然な透明感を意識し、ベースはナチュラルに仕上げる。鼻筋とその両脇、頬の高い位置、あご先に、濡れたような質感のハイライトをオン。

  • LIP

    甘い印象にならないよう、ピンクっぽい色味を感じさせない、コーラル系のカラーをセレクト。ペンシルで縁取りし、健康的でぷっくりした印象に。

素肌と素材のバランスで
ヘルシーなフェミニンさを

ふわっとボリュームのあるキャミソールに、肌触りのよい軽やかなカーディガンをオン。水色をベースにした色づかいと柔らかな素材のパンツスカートで、甘すぎない印象にまとめた。鎖骨やウエスト周りの肌が見えてもセクシーになりすぎないのは、素肌と素材とのバランスの妙。柔らかさと健康的な内面の強さを同時に表現したコーディネート。

ARRANGE 01

面とラインで魅せる
クールな一つ結び

顔まわりにスッと残したサイドの後れ毛で
シンプルながらも印象的な一つ結びスタイルに。
丁寧にとかした髪で結び目を巻くことで、
ストレートの“面”を細やかに強調。

HOW TO ARRANGE
  • 01

    オイルを髪全体になじませてから、顔まわりの毛を少し残して一つにまとめる。結び目に巻くために、右サイド表面の髪も少し残しておく。

  • 02

    残しておいた表面の髪をきれいな面が出るようコームで丁寧にとか してからポニーテールに巻き付ける。 毛先はアメピンで固定。

  • 03

    最初に残しておいたサイドの毛に軽くアイロンを通し、繊細な毛束感が出るように意識しながら整えていく。

ARRANGE 02

しなやかに放たれた毛先が
内面の強さを物語る

健康的なストレートラインを活かし、
毛先の動きで個性を引き出したアレンジスタイル。
華やかさと力強さを同時に感じさせる無敵のヘアには、
オールホワイトの潔いコーディネートがよく似合う。

HOW TO ARRANGE
  • 01

    左サイドの髪を少し残しておき、残りを一つにまとめてお団子を作る。お団子の毛先は上に逃がし、2つに分けて片方を結び目に巻き付ける。

  • 02

    最初に残しておいた左サイドの髪をコームで丁寧にとかしてから、美しい面が出るよう意識しながらお団子の結び目に巻きつける。

  • 03

    01で残ったお団子の毛先にアイロンを通し、形を整える。前髪はサイドに長し、髪の毛のラインが際立つようコームで整える。